Windows 10 で PDF ファイルを印刷するには、

の二つの方法があります。

ここでは Adobe Acrobat Reader から印刷する方法を紹介します。

そもそも PDF ファイルを表示するには、以前は Adobe Acrobat Reader だけでしたが、Microsoft Edge でもPDFを表示できるようになり、したがって二つの方法で印刷できるようになりました。

印刷を開始するところが少し異なりますが、印刷の各種設定の段階になると両方とも同じです。

① ページのサムネールを表示すると、各ページは横長となっているのが分かります。

これは Office の PowerPoint で作成したファイルを PDF 化したものです。プロジェクターなどで表示し説明するときは、こうした横長のページで各ページを作成することが多いです。

② 印刷するPDFファイルを表示した状態で、ツールバーにある印刷機の形をしたアイコン「ファイル印刷」をクリックする。

③「印刷ダイアログ」が表示され、縦になったA4の紙に１ページ目の印刷がプレビューの形で表示されます。

この状態だと、A4の紙にPDF横長のページ２ページ分を印刷できる可能性が出てきます。

④「印刷ダイアログ」で、使用するプリンターの表示のすぐ右横にある「プロパティ」をクリックする。

※１枚に2ページ分印刷するというのは、プリンター側での設定になります。

⑤プリンターのプロパティ画面で「ページ設定」タブを表示します。

⑤ プリンターのプロパティ画面で「ページ設定」タブを選択する。

⑥ 印刷方向は「横」、

⑦「割り付け」をオンにします。

　 印刷する用紙に、２つのページがどのように印刷されるかの図式が紹介されている。

⑧「割り付け」の中の「設定」をクリックする。

⑨「割り付け順序」を確認し「OK」をクリックします。

　 用紙に対して二つのページが、どのように並んで印刷されるかが図式でも紹介されている

「OK」を２回クリックして、Adobe Reader　の印刷設定画面に戻ります。

⑩「印刷」ボタンをクリックします。

これにて、A４縦にした１枚に２ページ分が印刷されます。