ページ内の特定の場所にリンクを張るには、コンテンツに割り振られた id セレクタ名をリンク先として設定します。
id セレクタ名を調べるには、ブラウザーのデベロッパーツールを利用して調べます。
目次
リンクの仕組み
ソースコードで見ると、リンクは以下のようになっています。
<a href="……" title="リンク先ページ">リンク元文字列</a>
"……"は、リンク先の"ページ名"と"ID”との組み合わせで、IDはページ内の特定のコンテンツの箇所をピンポイントで示します。これを id セレクタ名と言います。
リンク先がリンクコードの記述されているページから見て外部のサイトであれば、さらに"サイト名"が加わります。
すなわち"……"は、"サイト名/ページ名/(URLとも言う)"+”ID”となります。
これは、リンク元文字列をクリックすると、"サイト名"のサイトの”ページ名”のページの"ID"の箇所へジャンプすることを意味します。
リンク先の "サイト名/ページ名/(URL)" 情報を確保する
- 編集中のジンドウサイトとは別のタブあるいは別のブラウザで、リンク先となる外部サイトのページを表示する。
- 表示しているページのURLをコピーする。➡ リンク先となる外部サイトのページのURLがクリップボードに保存される。
以下に続く ⇩
リンク先のページ内の特定個所を示す ID 情報を確保する
これを IDセレクタ名 と呼びます。
これを調べるには、ブラウザに標準でついている デベロッパー(開発者)ツール を使います。ここではブラウザとして Chrome を使います。
- ブラウザで表示されていて、リンク先となるページの特定コンテンツの箇所で右クリックする。
- 表示されるメニューで「検証」をクリックする。➡ 開発者ツールが表示される。
- 開発者ツールに「Drawer部分」が表示される場合は、画面右側にある「✕」をクリックしてこれを閉じる。➡ 表示は上段に「ページ表示」が、下段に「ソースコード表示」と「スタイル指定部分」が表示される。
開発者ツールの表示位置:変更するには右上にある3点リーダーアイコンをクリックする- 画面下部(デフォルト)
- 画面の左/右/別ウィンドウ
- ソースコード部分の左上にある「セレクトボタン」をクリックする。➡ セレクトボタンが有効になる。ページ表示画面で選択したい要素(コンテンツ)をクリックすると、コード部分には要素のソースコードがハイライトされる。
- ソースコードの上でマウスを上下に移動しながら上部画面で目標となるコンテンツ部分が青色で選択されてハイライトになるのを確認する。
- 該当のコンテンツが選択されてハイライトされるところのソースコードの上で右クリックし、表示されるメニューの「Copy」をクリックし、更に表示されるメニューの「Copy selector」をクリックする。➡ 該当コンテンツの ID セレクタ名がクリップボードに保存される。
リンク元にリンクを設定する
A)外部サイト/ページのURLを貼り付ける
- リンク元のジンドウサイトにログインし、リンク元ページを編集モードで表示する。
- リンク元となるコンテンツ(この場合は、文字列)をクリックし、コンテンツの編集を開始する。
- リンクを張る文字列(ここでは「こちら」)をドラッグして選択する。
- 編集メニューの「リンク」アイコンをクリックする。
- 「外部リンクかメールアドレス」を選ぶ。
- クリップボードにコピーしてあった外部サイトのURLを貼り付ける。
(参照:リンク先の "サイト名/ページ名/(URL)" 情報を確保する項の2)
- 忘れずに「リンクを設定」をクリックする。
- 「保存」をクリックして、コンテンツの編集を終了する。
B) 外部サイト/ページ内途中へのリンクを追加する
- 外部サイト/ページへのリンクURLを張ったリンク元コンテンツをクリックして、編集を開始する。
- 編集メニューの「HTMLを編集」アイコンをクリックして、ソースコードを表示する。
⇩
- ソースコードで、href="..."(リンク先情報)記述の最後部分( / と ”
との間)にカーソルを入れ、「Wins」+「V」で、クリップボードに保存された中からペー内IDセレクターを選び貼り付ける。
- 「OK」をクリックしてソースコードを閉じる。
- 前の画面に戻るので「保存」をクリックしてコンテンツの編集を終了する。
外部サイトのページ途中へのリンクを確認する
- ジンドウサイトを「プレビュー」あるいは「閲覧」モードに切り替える。
- リンク元のリンク文字をクリックして、表示されるページが、外部サイトのページの中の箇所であることを確認する。
(投稿 by Guys)